看護師の退職代行おすすめランキング10選！利用の特徴や注意点、体験談もご紹介

介護職と並んで退職代行の利用者が多い職種の一つが「看護師」です。

看護師はそもそも資格持ちで流動性の高い業界というのもあるのですが、肉体的にも精神的にも厳しい職場環境も多分に影響しているようです。

そこでこのページでは退職代行サービスの利用を検討している看護師の方向けに「看護師が退職代行を使う際の特徴や注意点」について触れてみたいと思います。

最後には、実際に退職代行サービスを使って退職した方の体験談とあわせて、看護師の方におすすめできる上位10社の退職代行をランキング形式でご紹介していますので、ぜひ最後まで見ていってくださいね！

1 看護師が退職代行を使う際の特徴
- 1.1 1. 退職代行への依頼理由
- 1.2 2. 退職の希望時期
2 看護師が退職代行を使う際の注意点
3 看護師の退職代行おすすめランキング
- 3.1 退職代行おすすめランキング10選
- 3.2 看護師の退職代行体験談
4 まとめ
- 4.1 おすすめの退職代行は？

看護師が退職代行を使う際の特徴

「看護師は退職代行を使うの？」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、看護職（看護師）は退職代行の利用者の中で1〜2を争う職種の一つです。

まずは、看護師が退職代行を利用する際の特徴をいくつか見ておきましょう。

1. 退職代行への依頼理由

看護師が退職代行を利用する際の特徴の一つが「退職代行へ依頼した理由」です。

具体的な依頼理由を挙げてみましょう。

師長など上司に退職の話をしたが話が進まない・辞めさせてくれない
職場のいじめやパワハラで精神的に限界になった
上司との関係がストレスで体調に影響している
業務の余裕がなく、職場のコミュニケーションが取れない
自分の力不足を感じてしまった
勤務に融通が効かず、家族へ負担を掛けてしまった
転職が決まっているが、期日までに辞める自信がない
家庭の事情が変わり、勤務と合わなくなった
体調不良で就業の継続が難しくなった

あたりが主な理由として挙げられます。

中でも圧倒的に「退職を切り出したが辞められない」「職場のいじめやパワハラで精神的に限界」という理由が多く、職場のハードさが透けて見えるのが看護師の方が退職代行へ依頼する際の特徴といえます。

2. 退職の希望時期

次の特徴は「退職の希望時期」です。

看護師の方が退職代行へ依頼する際、退職の時期としての希望は「明日にでも辞めたい」が一番多く、次に多いのが「残っている有給をすべて取得できるタイミングで辞めたい」となっています。

さらに見ていくと、退職代行の依頼理由で「職場のいじめやパワハラで精神的に限界」を挙げている方は「明日にでも辞めたい」、「退職を切り出したが辞められない」の方は「残っている有給をすべて取得できるタイミングで辞めたい」というケースが多くなっています。

全体的に見ると、看護師の方の退職代行では即日退職を希望するケースが他の職種よりも多いのが特徴となっています。

看護師が退職代行を使う際の注意点

では次に「看護師が退職代行を使う際の注意点」について見ておきましょう。

看護師が退職代行を利用する場合、職場の規模によって注意点が異なり、退職の難易度も変わってきます。

具体的に退職代行の依頼の多いケースとして

大規模・中規模病院
小規模病院（個人病院・クリニック）
訪問看護ステーション

の3つの場合について注意点を見ていきます。

1. 大規模・中規模病院

まず職場が「大規模・中規模病院」の場合は、退職代行の利用で比較的スムーズな退職が期待できます。

退職代行会社が職場へ退職連絡を行う際も、総務や人事といったセクションが対応し、労働関係の法令に従って退職手続きを進めてくれる場合がほとんどです。

心身の不調で即日退職を希望する場合も、残っている有給をすべて取得して退職する場合も、基本的に病院側が適切に対応してくれる印象で、退職代行会社に安心して任せることができると思います。

ただ、病院側がしっかりとした対応を取ってくれる代わりに、退職代行会社の身分確認や代理権限の確認を求められることもよくありますので、法的に依頼者の代わりとして退職手続きが許されている労働組合や弁護士運営の退職代行を利用するようにしましょう。

2. 小規模な個人病院・クリニック

次に職場が「個人病院・クリニック」の場合ですが、「即日退職を希望する方が多い」一方で「（院長などの）責任者と電話連絡がつきにくい」「院内に労務に詳しい人がいないので判断できない」といったことになりがちで、退職代行のやり方を間違ってしまうと退職が確定するまでに数日掛かってしまう可能性もある「難易度の高い退職代行」です。

雇用者側が労働関係の法令遵守（コンプライアンス）と程遠い場合も多いため、電話での退職連絡だけでは退職が完了せず、書面も含めて追加の対応が必要になることもあります。

小規模な個人病院やクリニックにお勤めの場合は、退職代行の申し込みから退職連絡までの期間を少し長め（4日間程度）にして準備期間をとるか、それが出来なければ経験豊富でノウハウのある退職代行へ依頼するようにしましょう。

代行会社は運営者によって「弁護士・労働組合・民間会社」の3つの種類に分かれていますが、民間会社の退職代行では退職手続きが完了できず、自分で職場とやり取りを余儀なくされる場合もあるかもしれません。

3. 訪問看護ステーション

最後に職場が「訪問看護ステーション」の場合ですが、こちらも個人病院・クリニック同様に「即日退職を希望する看護師が多い」「管理者と電話連絡がつきにくい」「ステーション内に労務に詳しい人がいないので判断できない」といった特徴があり、「難易度の高い退職代行」といえます。

個人病院・クリニックの場合は院長などの責任者は基本的に院内にいる為、診察の合間に電話連絡を取ることも可能ですが、訪問看護ステーションの場合は管理者が一日中外出していることも多く、従業員も入れ替わり立ち替わりで電話による退職代行が難しい場合もあります。

そういったリスクを回避するために、労働組合・弁護士が運営する退職代行に依頼した上で、書面の郵送などを併用できるよう退職代行の申し込みから退職連絡までの期間を少し長め（4日間程度）に取ると安全で確実な退職ができるでしょう。

看護師の退職代行おすすめランキング

ここまで看護師が退職代行を使う際の特徴や注意点について見てきましたが、ここからは看護師の方におすすめできる退職代行10社をランキング形式でまとめつつ、実際に退職代行を利用して退職した方の体験談もご紹介してみます。

退職代行おすすめランキング10選

退職代行会社	料金	採点・評価	運営者	交渉権限
退職代行退職サポート	22,000円	44点/50点中	労働組合	◎
退職代行ガーディアン	24,800円	34点/50点中	労働組合	◎
弁護士法人ガイア	55,000円	33点/50点中	弁護士	◎
弁護士法人みやび	55,000円	30点/50点中	弁護士	◎
退職代行トリケシ	25,000円	26点/50点中	労働組合	◎
退職代行 EXIT	20,000円	25点/50点中	民間企業	×
退職代行リーガルジャパン	27,000円	24点/50点中	労働組合	◎
退職代行 ABAYO	20,000円	24点/50点中	民間企業	×
退職代行モームリ	22,000円	24点/50点中	民間企業	×
退職代行やめたらええねん	22,000円	24点/50点中	民間企業	×

看護師の退職の場合、会社側との交渉権限が法律で認められている弁護士または労働組合の退職代行を選ぶのが鉄則です。

看護師の退職代行体験談

次に、看護師で退職代行を利用して会社を辞めた方の成功体験談をご紹介します。これから退職代行を使って会社を辞めたいとお考えの方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

Q. 退職を決意した理由を教えていただけますか？

私は都内にある病院で看護師として約2年勤務していました。

退職理由は両親の介護もありますが、上司のパワハラで精神的に耐えられなくなってしまいました。会社には1か月前に退職届を出したのですが、人手不足で引き止めがひどく体調が悪化する一方で…。

もう限界で友人に相談したら「退職代行を使って辞めたら？」言われて、退職代行を使った退職を決意しました。

それから退職代行会社を探して出会ったのが「退職サポート」さんです。

何社か検討しましたが、労働組合が運営していて合法で評判が良かったこと、そして料金も他所より安かったことが決め手になりました。

Q. お申し込みまでの流れはいかがでしたか？

退職代行を使うのは初めてで不安だったので、まずはLINEの無料相談をしてみました。無料相談したのは「退職代行モームリ」と「退職サポート」の2社です。

感想としては、モームリさんに比べて、退職サポートさんはしっかりと話を聞いてくれて知識も豊富でした。ハローワークでの失業保険受給手続きについて質問したのですが、退職サポートさんは専属の担当者が親切に答えてくれて、何より人として寄り添ってくれる感じがしました。

相談から申し込みまで3日間くらい掛かりましたが、いつ質問してもすぐに回答してくれて「この人はお休みはないのかな？」と思ったくらいです。

Q. 退職が確定した時のお気持ちをお聞かせください

ホッとしました。そして、正直言って会社（病院）と揉めるだろうと思っていましたので「退職内容は要望通りで確定しました」と聞いてびっくりしました。

担当者さんから「私どもは交渉力には自信があります」「労働組合の退職代行ですので円満退職になるよう適度に圧力を掛けて交渉します」と事前に言われていましたが「こういうことだったのか…」と妙に納得してしまいました。

Q. 退職代行を利用した感想をお聞かせください

まず退職代行を依頼して次の日には退職が確定したことにびっくりしました。あんなに一人で悩んだのにと…

次に「退職代行＝会社と揉める」という印象を持っていたのですが、離職票や源泉徴収票だけでなく、次の職場へ提出する在職証明書も協力的に書いてもらうことができ、円満退職を実感できました。

看護師だけではないかもしれませんが、人手不足で引き留めがひどい職場から脱出した人も多いと思います。そういった人に退職代行、中でも退職サポートさんはおすすめできます。

今は退職代行という方法をアドバイスしてくれた友達に感謝しています。

Q. 最後に一言お願いします

今回の退職は私にとって最高の結果となりました。

もう身体的にも精神的にも限界だったし、人と話すのも恐怖しかなかったので、救って頂き有難うございました。

最後に担当の方へ。いつも声をかけていただき、前向きに頑張っていこうと勇気づけられていました。本当に有難うございました。

まとめ

看護師の退職代行おすすめランキング10選

以上、退職代行サービスを検討している看護師の方向けに「看護師が退職代行を使う際の特徴や注意点」とあわせて「看護師の退職代行おすすめランキング」をご紹介しました。

退職代行の利用者を職種別に見ると、看護師は介護職と並んで最も利用者が多い職種の一つですが、看護師の方が退職代行を利用する際は「勤務先の規模」によって注意点が異なってきます。

特に注意が必要なのは、個人病院・クリニックといった「小規模病院」や「訪問看護ステーション」へお勤めの場合。

いずれも「即日退職を希望する看護師が多い」一方で「責任者と電話連絡がつきにくい」「院内に労務に詳しい人がいないので判断できない」ことで退職の難易度（特に即日退職の難易度）が高めです。

スムーズに退職するためには

法的に依頼者の代わりとして退職手続きの交渉が許されている労働組合・弁護士の退職代行を利用する
可能であれば退職代行の申し込みから会社連絡までの期間を4日間程度取る
看護師の退職代行を多く扱っている経験豊富な代行会社を利用する

以上の3点を守れば安心安全な退職ができるでしょう。

おすすめの退職代行は？

会社名	退職代行退職サポート	退職代行ガーディアン	弁護士法人ガイア
運営者	労働組合	労働組合	弁護士
即日退社	◎	◎	○
365日対応	◎	△	◎
LINE相談	◎	◎	◎
クレカ払い	◎	◎	×
依頼手続き	◎ 簡単	◎ 簡単	△ 面倒
専属担当制	◎	×	×
料金(税込)	◎ 22,000円	○ 24,800円	△ 55,000円＋実費
評価	44点/50点中	34点/50点中	33点/50点中
公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト